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2009年ブログ記事アクセス数ランキング2010-01-03


OTCHY.NET を開設して、このブログに最初の記事を投稿したのは、2008 年 12 月 23 日の事で、それから約 1 年経ちました。
今回は、2010 年までブログが続いたら是非やりたいと思っていた企画、自ブログのアクセス数ランキングを発表したいと思います!

おかげさまで昨年の1年間で、ブログのアクセス数自体は順調に伸び続けました。(年末の落ち込みは、Web 全体のアクティブ率が落ち込んでいるせい…と信じています。)

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途中、目立った山が 2 カ所ありますがその部分については、ランキングの解説の中に書いていきます。

果たして、最もアクセス数を稼いだブログ記事は何だったのでしょうか?
はてブを付けて頂いた数のランキングについては、メニューの中にブログパーツを貼り付けてあって常に表示された状態なので、ここではアクセス数を元にしたランキングを発表します。

トップ 3

[1]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (1)

2009 年の栄えある第 1 位は 「Twitter ボットの作り方 Perl 編 (1)」でした!

期間を空けて連載した記事の第 1 回になります。連載が完結する前から結構アクセスが多く、興味を持ってもらった方が多かったのだと思います。
連載完結後に目次を追加してからは、目次のアクセスもかなり伸びたのですが、その時点ではすでに Google 的にも第 1 回の評価が高く、注目度では常に第 1 回の記事がトップでした。

記事を書く立場としては、まとめとしての目次を最初に読んでもらえた方が全体の見通しが良くてお勧めなので、今度また連載記事を書く事があれば、その辺を気にしたいと思います。
最初に目次を公開して、目次の内容については順次更新するなどでしょうか。

「Twitter+ボット+作り方」検索 では、ずっと上位にいるので Google からの流入が多いですね。
今もってアクセス数の稼ぎ頭といえます。

[2]とほほさん騒動まとめ(結論はとほほ(杜甫々)さん≠平志朗氏)
そして、とほほさんの騒動のまとめが次点でランクインしました。

詳細は記事内容を読んでもらうとして、Twitter 世界の情報伝達の早さに驚いた事件です。
まとめ記事としてもスピードが重要と考え、情報の裏が取れた直後からすぐに書き始め、1時間足らずでまとめ上げましたが、まだ混乱が収まらない時期に公開してしまったので、一時期はアクセス集中によりサーバダウンの憂き目を見ました。

サーバが落ちている間、OTCHY.COM に同内容のプレーンテキストをおいて、アクセスをそちらに誘導するなどしたので、そこのアクセスまでカウントに入れれば 1 位はこちらの記事だったかもしれません。

それほど Twitter 爆発の破壊力はすさまじかったです。はてブのホッテントリに "かする" 程度はそれまでも何度かあったり、いわゆるアルファブロガーの方に紹介されたりした事もあったのですが、それらからのアクセスを軽く凌駕するアクセスがほんの数時間のうちに集中しました。
最初に出したグラフの右側の山は、この記事に対するアクセスが殆どになります。

[3]ちんゃと よゃちめう?ジェネレータ。
冒頭のグラフの左側の山が、この記事へのアクセスになります。
読めることが間違い? : ひろゆき@オープンSNSという記事に触発されて、ジェネレータを作って公開したところ、瞬く間にアクセスが伸びました。
仕組み自体は簡単な物なので、その後もいろんなジェネレータが公開されましたが、それらの中でもかなり早い段階で公開した事でより多くのアクセスを集められたようです。
当時、おもしろがっていろんなブログなどから紹介してもらいました。

確か、最初の記事を読んでから 1 時間かそこらで書き上げて公開したような気がします。
こういうスピードで開発をしたり、ウェブページを公開できたりするのは、ecoder とか WordPress とかウェブベースで動作するツールの力に寄るところが大きいですね。

トップ 4~10

[4]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (2)
[5]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (目次)
[6]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (3)
[7]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (4)
4~7 位は 1 位となった、Twitter ボットの作り方シリーズの記事がランクインしています。内容的にはシリーズ物なので、特筆すべき事は無いですが、アクセス数を計測すると、第 1 回から順に読み始めて、少しずつ脱落 (?) していく様子が分かります。
連載記事はどれもそうですが、全ての人に最後まで読んでもらえるというのは残念ながらありえないので、最後まで脱落しない割合がどの程度か、というのが一つの指標だと思います。

[8]css による疑似フレーム IE6 標準準拠モード完全対応版 (CSS ハック / JavaScript未使用)
当ブログは、プログラミングに関するネタが多いのですが、ここで Web デザイン寄りの記事がランクインです。Web デザインと言ってもまあ css のテクニックなのでかなり技術寄りの話ですね。
ここで紹介しているテクニックには、同じような目的を達するための手法が色々とあるのですが、IE6 標準準拠モードに対応、CSS ハック / JavaScript 未使用のものは、他に無いのではないかと思います。

[9]「解読がとても難しい英語テストの解答用紙」を Excel で解読
タイトルまんまですが、GIGAZINE で紹介された暗号っぽいものの解読です。
GIGAZINE にトラックバックした直後から、多くのアクセスを集めてトップ 10 入りしました。

[10]Twitter ボットの作り方 Perl 編 (5)
ここで再び、Twitter ボットの作り方がランクイン。ランキング的にはもはやノイズですね…。

トップ 11~20

以下 20 位まではざっくりと紹介します。

[11]Twitter のスパムフォローを簡単にブロック - TwitMgr 公開
OTCHY.NET の一番人気コンテンツ TwitMgr (閉鎖済) 公開時の紹介記事です。

[12]JavaScript だけでクロスドメインで POST メソッドを送る方法
意外と苦労するトピックらしく、検索からの流入が多い記事です。

[13]JavaScript から Twitter API を簡単操作―TwitterAPI.js 公開
おかげさまで、「JavaScript Twitter API」検索では不動の1位となっています。そもそも TwitterAPI.js は、TwitMgr を作成する際の副産物なんですよ。

[14]別の PC のサービスをリモートで再起動する方法
ちょっとした Windows の小技。当ブログの記事で、初めてまとまったはてブがついた記事でもありました。

[15]Google App Engine for Java 開発環境を USB メモリで持ち歩く (2)
GAE/j をいじり始めた時に、最初は開発環境を USB メモリ上に作ったので、そのときの記録です。なぜか連載第 2 回が一番のアクセスを集めています。

[16]「ファイル名を指定して実行」超活用法
これは個人的にはイチオシのテクニック。試した事が無ければぜひお試しください。

[17]PHP で日本語のひらがなとカタカナと漢字を判別する方法 [UTF-8編]
このブログではめずらしい、PHP の記事。検索からの流入でじみ~にアクセスを稼いでいます。

[18]Google App Engine for Java 開発環境を USB メモリで持ち歩く (1)
15 位の記事とセットです。

[19]右下または左下においた画像に文字列を回り込ませるHTML/CSS
css がらみの記事は、ニッチなニーズに応える記事が多いですね。

[20]MySQL のダンプを Gmail でお手軽に定期バックアップ
MySQL に限らず、他にも色々と応用可能なのでオススメです。

トップ 21~50

これ以下は、ひたすらタイトルを羅列してみます。この辺にきて、ようやく読み物系の記事がランクインし始めますね。

[21]JavaScript だけで Shift_JIS/EUC-JP のページから UTF-8 に変換して POST する方法
[22]PC ディスプレイの解像度とウェブサイトの横幅
[23]ちんゃと よゃちめう?系ジェネレータまとめ
[24]西友のセルフレジを取り巻く2つのエコ
[25]外部リンクに自動でアイコンを付与
[26]Google App Engine for Java 開発環境を USB メモリで持ち歩く (3)
[27]Windows が Mac OS X よりも Linux よりも優れているたった 1 つのこと
[28]Web漫画は未開拓のフロンティアだ
[29]Greasemonkey スクリプトの冒頭に書く 5 行
[30]閲覧中のページについてそこから遷移せずTwitterでつぶやくためのブックマークレット
[31]パッとしない桜の写真を鮮やかにする Photoshop チュートリアル
[32]Google Chart API を使って自サイトの合計はてブ数をグラフ化する
[33]ログインしないでニコ動を見るためのブックマークレット
[34]巨大なバイナリを扱えるバージョン管理システムを夢想してみる
[35]サーバサイド高機能エディタ ecoder インストール方法
[36]HTML のみで携帯から Twitter する
[37]Synergy のクリップボード共有で Excel のデータを貼り付ける
[38]Google Chrome × AjaXplorer / ecoder が快適すぎる件について
[39]テキストファイルを URL エンコードして保存する perl のワンライナー
[40]Twitter ダイレクトメッセージ誤配送の原因を推測してみた
[41]「Greasemoneky(JavaScript)入門」への回答
[42]IE を標準準拠っぽく動作させる JavaScript ライブラリまとめ
[43]Twitter 上のどせいさんの素敵なお言葉をいつものフォントで表示するグリモン
[44]Greasemonkey で 超お手軽に jQuery を使うスニペット
[45]Google は現代の MS か?独禁法で訴えられる日は来るのか?
[46]お釣りの小銭を減らすように支払う裏ワザ(暗算不要)
[47]TwitterAPI.js Ver 0.9.3 リリース。大幅刷新。
[48]Web 開発者向けお勧め Firefox エクステンション
[49]簡易タイマーとして利用できるブックマークレット
[50]ディオはザ・ワールドを発動した瞬間に自滅する[前編]

まとめ

2008 年 12 月 23 日のブログ開設から約 1 年間で合計 71 本の記事をアップしました。その中で、アクセス数の多かった記事には 2 つのパターンがあります。

まず 1 つは、年間 1 位だった「Twitter ボットの作り方」のように純粋な技術系の記事です。こういう系の記事は検索エンジンからの流入が主で、瞬発力はないものの長期間に渡って一定のアクセスがあります。
もともとこのブログはそういったロングテール的なアプローチを主として書いているので、そういう記事が 1 位になった事は嬉しかったですね。

もう 1 つは、瞬なネタを扱った記事です。2 位、3 位あたりがまさにそうで、検索からの流入はもとより、はてブやトラックバック、Twitter から記事に飛んでくる人が多いです。
ヒットすると爆発的なアクセスになる一方、飽きられるのも早いのでロングテールにはなり得ません。
例えば、先行していた 3 位の「ちんゃと よゃちめう?ジェネレータ。」と 1 位の「Twitter ボットの作り方」の総アクセス数を時系列でグラフに並べたら、ジェネレータは最初に急進した後、ほぼ横ばいの微増のグラフとなる一方、じわじわと Twitter ボットがアクセス数で追い抜いていく様子が見れると思います。

一方、アクセスが少なかったのは、技術系でもない、瞬なネタでもない、読み物系の記事です。
個人的には結構な自信作も混ざっているのですが、閑古鳥が鳴くケースが多いです。
これは、RSS リーダ等へ登録してもらっている数がまだまだ少ないからなのか、単に独りよがりで面白くない記事だからなのか、後者…ですかね?精進します。

そんなわけで、2010年も当ブログをよろしくお願いします。

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