英語で「分かりません」を伝えるときのバリエーション

英語で「分かりません」と言ったら外国人上司に変な顔をされた話を読んで、自分の実感と違いを感じたのでそれを説明しつつ、他にも色々なバリエーションを紹介したら需要がありそうな気がしたので、久々に英語関連のポストです。

引用したポストでは、”I don’t know” の方が冷たい言い方で、”I have no idea” にはゴメンの雰囲気があるという話でしたが、結局のところ日本語と同じで、言い方ひとつでニュアンスなんかいくらでも変わるのを実感として感じています。例えば、ちょっと申し訳ない顔をして軽く首を横に振りながら “I don’t know” と言えば全然冷たく聞こえないし、相手の目も見ずに抑揚無く “I have no idea” といえば全然謝ってるニュアンスは無いです。この 2 つの文それ自体には大きな違いが無いのではないかと思ってます。知らない度合を比べた場合も、明言できるような差はなさそうです。

ただ口語で使い勝手が圧倒的に良いのは “I have no idea” の方で、「もう全っ然分からんわー!」って時に “I have completely/totally no idea” って強調してみたり、軽く「分かんね。」って時には “no idea” って省略してみたり、会話の中にしょっちゅう出てきます。

ところで結局の所、どちらも文に落とすと冷たいイメージに感じます。日本語だって書き言葉の方が冷たくなりがちなのと一緒です。そういう時に代わりの表現として使えるのが “I’m not sure” で、これは前述の 2 つに比べると、常に柔らかい表現と思って間違いないでしょう。文に限らず口語でも頻出します。

“I’m not sure” は “I have no idea” と同様バリエーションも持たせやすくて、”I’m not really/100% sure” と言えば、「完全に分かってるわけじゃ無いんだけど…」という、むしろ「多少は知ってる」というニュアンスが出ますし、軽いノリで “not sure” というと、日本語で言うなら「ん〜分かんないな〜」くらいの不確かさで分からなさが表現できるので、よくみんな便利に使ってます。

表題の「分かりません」のバリエーションという話からは少しずれた話になってしまいますが、”I’m sure” と肯定系で使えば、”I know” と一緒で「分かってます」の意味になりますね。ここでもやっぱり “I’m sure” の方が柔らかくて、”I know” は言い方を間違えると「当然知ってるよ馬鹿にすんな」っていう皮肉の意味を込めてしまえるので、最初の話に戻りますが言い方には気をつけたいです。まあ自然言語のコミュニケーションなんで、その辺はもう表情とジェスチャーでカバーしてます。

一方、”I have no idea” を肯定系 (?) にして “I have an idea” っていうと、これはもう「分かります」の意味にはならず、「ちょっと提案があるんだけど」になってしまうので、その違いは面白いですね。

また “I’m sure” では “I’m pretty/100% sure” という強調表現も可能で、しかも面白いことに “I’m 80% sure” とか分かり具合も調整可能だったりして、”be sure” の万能感ハンパないです。逆に “I’m not 70% sure” とかを全く聞いたこと無いのは、否定形をさらに割合で減じるのが二重否定的で分かりにくいからだと思います。

そんなこんなで、様々なバリエーションの「分かりません」から「分かります」までの紹介でした。

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