
Windows が Mac OS X よりも Linux よりも優れているたった 1 つのこと2008-12-26
LinuxがMac OS Xよりも優れている10のこと
全般的には、無理がある (というか一般人のリテラシの低さを侮っている) 論理で、Linux の方が優れていると結論づけられるわけでは無いのだけれども、#10 には大いに同意します。
ただ、この点においては Windows が Linux を遙かに上回ります。というか、これこそが Windows を使い続ける最も大きな理由だったりするのです。
どういう事かというと、つまりはキーボードショートカットの事で、Windows アプリにおいては下記が特筆されます。
まず、画面上のボタンを押すのに、マウスを手にする事は無いです。
フォーカスの移動だって、逐次入力するようなインターフェースでない限り、 Tab では移動しないですよね。
フォルダの作成?
「Win+R → パスを入力 → Enter (エクスプローラが起動) → Alt+F → W → F → フォルダ名を入力 → Enter」に決まってるじゃないですか。
簡単に言えば「GUI をいかにキーボードだけで操作するか」という事なのですが、この点で Windows は抜きんでていて、それが故に Windows を離れられずにいます。
こういったインターフェースの標準化は、プロエタリな OS の大きなアドバンテージだと思いますし、この点においては Microsoft の姿勢を支持します。
OS では無いですが Microsoft つながりで言うと、一番感動したのが Office 2007 のショートカットです。
上部に配置されたリボンの評判は一般的に悪いですが、Alt で始まるキーボードショートカットが非常によく考えられていて、従来はフォーカスを持って行くのが大変だった、フォントサイズなどもわずか 3 ストロークで到達できます。
さらに驚いたのは、画面上にはメニューが表示されないにもかかわらず、Office 2003 までの Alt キーショートカットがそのまま実装されている事です。
皆さんもよくご存じの、Excel でグループ化するショートカット、「Alt+D→G→G」なども、なんとそのまま使えます。
Windows に関して様々なデメリットがある事は承知していますが、人間としてのパフォーマンスが最大化されるこのたった 1 つのメリットが、全てのデメリットの総和を上回っていると言っても過言ではありません。
今のところ Windows に追いつけそうな OS は見あたらないので、まだまだ当分の間は、サーバは Linux、クライアントは Windows という組み合わせを使い続ける事になりそうです。
全般的には、無理がある (というか一般人のリテラシの低さを侮っている) 論理で、Linux の方が優れていると結論づけられるわけでは無いのだけれども、#10 には大いに同意します。
#10:キーボードの効率性Mac OS への移行を検討した時に最もネックになったのがキーボードの問題で、それ故に Mac OS へ移行を決断する事はありませんでした。
私がMac OS Xに対して感じている最大の不満の1つは、通常の機能を持ったDelキーがない(訳者注:ワイヤードキーボードにはある)ということである。この機能を使うには、fnキーを押下しながらDelキーを押下しなければならないのだ。これはMac OS Xのキーボードを使用する際の常識であり、バリバリのプログラマーにとっては、サラダが健康に良いというのと同じくらい当たり前のことなのだ。しかも問題は Delキーだけに留まっていない。Endキー(訳者注:ワイヤードキーボードにしかない)も私の期待通りに動作してくれないのだ。カーソルを行末に移動させたい場合、fnキーを押下しながらEndキーを押下しなければならないのだ。
≪中略≫
LinuxのキーボードはMac OS Xのキーボードよりもずっと効率的なのだ。
ただ、この点においては Windows が Linux を遙かに上回ります。というか、これこそが Windows を使い続ける最も大きな理由だったりするのです。
どういう事かというと、つまりはキーボードショートカットの事で、Windows アプリにおいては下記が特筆されます。
- 標準的なショートカットが大半のアプリで共通
- 上部のメニューバーへのショートカット (Alt+□) が標準化されている
- 各種 GUI にフォーカスを当てるショートカット (Alt+□) も標準化されている
- Windows キーを使うショートカットが充実している
まず、画面上のボタンを押すのに、マウスを手にする事は無いです。
フォーカスの移動だって、逐次入力するようなインターフェースでない限り、 Tab では移動しないですよね。
フォルダの作成?
「Win+R → パスを入力 → Enter (エクスプローラが起動) → Alt+F → W → F → フォルダ名を入力 → Enter」に決まってるじゃないですか。
簡単に言えば「GUI をいかにキーボードだけで操作するか」という事なのですが、この点で Windows は抜きんでていて、それが故に Windows を離れられずにいます。
こういったインターフェースの標準化は、プロエタリな OS の大きなアドバンテージだと思いますし、この点においては Microsoft の姿勢を支持します。
OS では無いですが Microsoft つながりで言うと、一番感動したのが Office 2007 のショートカットです。
上部に配置されたリボンの評判は一般的に悪いですが、Alt で始まるキーボードショートカットが非常によく考えられていて、従来はフォーカスを持って行くのが大変だった、フォントサイズなどもわずか 3 ストロークで到達できます。
さらに驚いたのは、画面上にはメニューが表示されないにもかかわらず、Office 2003 までの Alt キーショートカットがそのまま実装されている事です。
皆さんもよくご存じの、Excel でグループ化するショートカット、「Alt+D→G→G」なども、なんとそのまま使えます。
Windows に関して様々なデメリットがある事は承知していますが、人間としてのパフォーマンスが最大化されるこのたった 1 つのメリットが、全てのデメリットの総和を上回っていると言っても過言ではありません。
今のところ Windows に追いつけそうな OS は見あたらないので、まだまだ当分の間は、サーバは Linux、クライアントは Windows という組み合わせを使い続ける事になりそうです。